CADには2Dと3Dが存在していてそれぞれメリットがある

2022年3月31日 投稿者: admin

2DCADの使用用途と主なメリット

2DCADは平面図を書くために使用されます。3DCADで作成する前に、まずは初期段階で設計図の試作をする必要があるので、建設や不動産の分野でも必要不可欠です。製造業でも機械加工や電気配線、電子部品の取り付けなどでは平面図が必要になります。このように2DCADは使用用途が広くなっているのです。そんな2DCADのメリットは、手書きのような感覚で設計図の作成ができる点でしょう。もちろん手書きとは比較にならないぐらいきれいに製図ができます。

万が一修正をしてほしいと言われた場合でも、簡単に手直しが可能なのも大きなメリットです。3DCADよりも価格が安くなっているので、気軽に導入することができます。ただし、立体的な設計図を作成する場合、多方面から見た設計図を複数作成するようになるため、作業量が増えてしまうでしょう。

3DCADの使用用途と主なメリット

3DCADは、立体的な設計図を作成できるのが大きなメリットです。立体的な設計図があることで、いろいろな視点から確認が可能になるので、建設業や不動産業界では重要なソフトとなります。しかも立体図を1つ作成しておけば、平面図に切り出しを行うことも可能です。せっかく立体図を作成したのに、顧客から平面図を見せてほしいといわれた場合でも、簡単に対応することができます。

正面から見た平面図だけではなく、横方向などから見た平面図の切り出しもできるので、再び2DCADで平面図を作成する必要はありません。また、動作検証を行うことが可能なのもメリットです。たくさんのメリットがある3DCADですが、ある程度スペックの高いパソコンが必要になります。

水道CADは、配管図面設計をコンピューター上で行うソフトです。ボタン操作で配管器具を選んで自動で配置していきます。